☆小学校高学年☆

 

●優秀賞

『大切な歯』 鹿沼市立永野小学校 6年 松澤 聖

 

 僕は、一度もむし歯になったことがありません。学校の歯みがきの時間は、よそ見をしてビデオを見ていないときもありますが、しっかり歯をみがいています。家でも、朝とお風呂あがりに歯みがきをしています。
 ぼくは、食べ物の好ききらいがなく、何でも食べます。小学生の苦手の食べ物にあげられているピーマンやゴーヤ、給食にはほとんど出ないパセリなども食べられます。食べ物の好ききらいがなく、何でも食べられるので歯が丈夫なのだと、自分では思っています。母から
「好ききらいはよくない。しっかりかんで食べなさい。」
と保育園の時に言われたことを今でも覚えています。僕は、そのことを思いながら好き嫌いをせずに食べています。
 そして、もう一つ、ぼくの歯と好ききらいについて心に残っていることがあります。それは三年生の時に、担任の先生から言われた言葉でした。
「聖君は、好ききらいがなく、歯もきれいですね。これからもしっかり歯をみがいて、よい歯でいてくださいね。」
と言われたことです。
 ぼくは、一、二年生の時は好ききらいがあり、給食を残すこともたくさんありました。三年生になって、給食が全部食べられたとき、担任の先生にほめられ、それからがんばって何でも食べるようにしました。
 歯科検診の時に、
「よい歯ですね。」
と、歯科医の先生にもほめられて、とてもうれしい気持ちになりました。だから、ぼくは今こうして丈夫なはでいられるのだと思います。
 でも、これからも丈夫な歯でいなくてはなりません。もう少しで、乳歯が生え変わり、そのうちすべてが永久歯になります。永久歯が抜けてしまうと、歯がなくなってしまいます。
 ぼくの祖母は、歯が弱く、入れ歯です。
「ごはんをかむのですら、大変。」
と、言っています。その言葉を聞き、ぼくは思いました。
(歯は、とても大切なんだ。大人になっても大切にしよう。)
ぼくは、強く思いました。
 これからも、しっかり歯をみがき、好ききらいをせずにしっかりかんで食べ、むし歯のない元気な歯でいられるよう、がんばりたいと思います。