☆中学校☆
『健康な歯と口』 鹿沼市立板荷中学校 3年 江田 侑奈
朝昼晩、私は、毎日かかさずに歯みがきを行っています。しかし、自分では、しっかりみがいているつもりでもうまく歯みがきができていない時もあります。
私には、三人の兄弟がいます。弟は、毎日自分で歯みがきをしていましたが、歯科検診に行ったときむし歯がみつかり、治療を始めることになってしまいました。
私は、このことを聞き、毎日歯みがきをしているつもりでも、すみずみまできれいにみがかなくては、歯をみがいていたことには、ならないことに気づきました。特に、むし歯になりやすい所は、歯と歯の間また、歯並びの悪い部分など、あまりよくみがけていない部分がむし歯になりやすいと言われています。
また、みがけていない所があると、歯垢などが残ってしまうことがあります。ひどい場合、歯周病などむし歯以外の病気になってしまうことがあります。
私は、半年ほど前に、母とかかりつけの歯医者に、歯科検診に行きました。むし歯はありませんでしたが、先生からは、「よくみがけていない所がある」と言われてしまいました。そのため、先生に、しっかりきれいに歯をみがく方法を教えてもらいました。
まず一つ目は、歯ブラシの毛先は、歯と歯ぐきの境目に当て、やさしくこすることです。当たり前だと思っていましたが、一番重要なことなのだと教えてもらいました。
二つ目は、歯に沿ってみがくことです。人はみんなそれぞれ違うように、歯の大きさや生え方は人それぞれです。特に、歯の生え方によって歯ブラシの向きを変えてきれいにみがくことが大切です。また、歯と歯の間の部分は、念入りにしっかりみがくことも重要です。
三つ目は、歯と歯の間は糸ようじを使うことです。どうしても、歯ブラシだけでは、みがけない部分があるので使うとよいということです。また、歯みがき粉は、フッ素が入っているものを選ぶことです。フッ素は、むし歯の発生と進行を防ぐ効果があります。
歯を守るためには、朝昼晩、このみがき方を続けることが大切です。そして、自分の歯に合ったみがき方をすることが一番大切です。歯はこれから先、十年、二十年、三十年、使い続けます。歯は生きていく上でとても重要な存在なのです。ですから、今からすぐに、歯だけではなく口全体の健康をしっかり維持していく必要があります。
そこで私は、「よい歯」をテーマに、目標を考えました。「よ」は、よりよい歯と口の健康を目指す。「い」は、いつも毎日でいねいに歯みがきをする。「歯」は、歯を、何年たっても、大切にする、という目標です。この目標を忘れずに、歯と口の健康をしっかり維持していこうと思います。そして、歯がきれいな大人になりたいと思います。